悪徳業者注意!SNS運用代行業者を見極めるポイント5選

SNS代行の需要が高まる一方、トラブルも急増
ここ数年、InstagramやTikTokを中心にSNSの重要性が急速に高まり、地方の中小企業でも「SNSを運用したい」「プロの力を借りたい」という相談が増えています。
しかし、その一方で知識や経験が乏しい業者、誇大広告を行う業者、実績のない個人が高額な料金を請求するケースも増加しています。
私たちの周りでも、SNS運用代行を発注したが成果がでずお金だけ無駄にしていたり、実際にふたを開けてみたら画像を数枚しか投稿していないなど、様々なケースのご相談をいただきます。
その被害にあい、ご相談いただくケースが月に数件ペースであるのが現状です。
SNS運用代行は、企業のブランドイメージや売上に直結する重要な業務です。
業者選びを誤ると、効果が出ないどころか、アカウントの信頼を失ってしまうリスクすらあります。
そこでこの記事では、SNSのプロの視点から「絶対に確認すべき5つのチェックポイント」を解説します。
記事を書いている弊社にご相談いただかなくて大丈夫です。
この記事が皆様のお役にたてることを祈っています。
なぜ悪質なSNS運用代行業者が多いのか

悪質なSNS運用代行の噂は企業を経営している方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
この理由は一言で言うと
「明確な資格がいらず、誰でもできる」
からです。
SNS運用代行の主な業務は画像を編集して投稿したり、動画を作成したりするのがメインになります。
特にSNSは継続がいちばんの課題です。
その課題を解決する素晴らしいサービスではありますが、中身は動画編集や画像編集といったクリエイティブ作業がメインになってきますので割と参入しやすい業態というわけです。
ただ、優秀なSNS運用代行業者はSNSのアルゴリズムを理解し、それに合わせたクリエイティブ制作を行っているところもあります。
今回はそんな悪質な業者と優秀なSNS運用代行業者を見極める方法を5つ紹介します。
どれもSNS運用代行を行う私たちCircularThanksが日々の業務を通して得た方法を紹介していますので是非参考にしてみてください。
悪質な業者と優秀なSNS運用代行業者を見極める方法
①担当者の“顔”と“経歴”が見えるか

SNS運用代行で特に大事なのが 担当者のスキル差 です。
会社として大きく見えても、担当者が初心者であれば結果は出ません。
特に担当者の顔と経歴についてはフリーランスでSNS運用代行をされている業者は確認した方がいいです。
過去の運用経験はもちろんのこと、最近のSNSのアルゴリズムについてしっかりと把握できていない業者は危ない可能性があります。
例えば初回打ち合わせの際にはこのような質問をぶつけてみてください。
「最新のInstagramのアルゴリズムの特徴って何ですか?」
「○○さん(企業ではなく担当者)のSNSの実績を教えてください」
「SNSを伸ばすにあたって何を戦略的に意識していますか?」
これらの質問から、納得いくような回答が得られなければその業者はやめた方がいいかもしれません。
「自分に知識がないから何を言ってるかわからない」
そんな風に思われる時が来るかもしれません。
しかしそれを思った時点でその業者には頼まなくていいです。
そもそもSNSの素人に対して戦略を論理的にわかりやすく説明できない人はプロとして失格ですから。
優良な代行業者ほど、担当者の情報をしっかり開示し、
「なぜその投稿が伸びたのか?」
「どんな戦略で運用するべきか?」
論理的に説明できる。
②“フォロワー数”ではなく “実績”と“プロセス”を見る
悪徳業者の多くが言うセリフがあります。
「フォロワーを◯万人まで増やせます!」
しかし、フォロワーは増えるだけでは意味がありません。
SNSを企業が行うときは必ず目的が存在します。
その目的はフォロワー数ではないはずです。

企業としてはマーケティングの一つの手段としてSNSを運用することになります。
マーケティングの先にあるのは売上ですので、フォロワー数は関係ないのです。
(インフルエンサーを目指したい個人の方は別ですが…)
たとえば、
①フォロワー1000人で100人が商品を購入してくれるアカウント
②フォロワー1000人で10人が商品を購入してくれるアカウント
これでは同じフォロワー1000人でも前者①の方が良いアカウントになります。
また、
①フォロワー500人で100人が商品を購入してくれるアカウント
②フォロワー1000人で100人が商品を購入してくれるアカウント
この場合は売上は変わりませんが、コンバージョン率を考えると①の方が良いアカウントということになります。
特にSNSではアルゴリズムはコンバージョン率を把握しているため、アルゴリズムから好かれ、アカウントパワーがつきやすい①の方が良いアカウントになるわけです。
見るべきポイントは、
「どんな課題があり、どう改善したのか“プロセス”を説明できるか」
「フォロワー数ではなく売上・来店・問い合わせなど、ビジネス成果に結びついたか」
フォロワーを“買う”業者も存在し、数字だけを鵜呑みにするのは危険です。
最も大事なのは「どんな戦略で成果を作ってきたか」というリアルな運用経験です。
③相場とかけ離れた“安すぎる価格”に注意

SNS運用は、企画・撮影・編集・投稿管理・分析など、多くの業務が必要です。
にもかかわらず、
- 月額1万円
- 月額1.5万円で運用します
という異常に安い業者があります。
SNS運用は専門性が高いため、相場は 月5万〜20万円 が一般的です(業務範囲による)。
安すぎる=手抜き or 知識不足と考えて間違いありません。
特に安すぎる業者でありがちなのがクリエイティブの質が低く
「とりあえず運用」
になっていることです。
とりあえず投稿を上げていれば成果が出るほどSNSは甘くありません。
Instagramだけでも日本国内で数千万アカウント存在しているといわれています。
毎日アカウントが増えているSNS上で上げていればお客さんを集めてこれるほど簡単ではないのです。
SNS運用は専門性が高いため、相場は 月5万〜20万円 が一般的(業務範囲による)
安すぎる=手抜き or 知識不足
④契約前に“戦略提案”があるかどうか
SNSは場当たり的な投稿では絶対に伸びません。
そのため、優良な代行会社は契約前に必ず 簡易戦略を作成して提案 します。
ターゲット(誰に届けるか)
競合分析
どのSNSを使うべきか
投稿ジャンル(教育・共感・商品・ストーリーなど)
月間の配信計画
KPI(数字の目標)
これらを契約前に提案してもらいましょう。
SNS運用代行はしっかりとしたところであればあるほど金額が高く高価な買い物になります。
しっかりと吟味してから運用をお願いするようにしましょう。
提案された内容が妥当なモノなのかわからない場合はCircularThanksが無料で調査いたしますのでお気軽にご連絡ください。
契約前に戦略提案を貰う
⑤投稿のクオリティチェック
口だけの業者は、説明は上手でも“制作物が低品質”です。
業者に依頼する際は必ず制作物のクオリティチェックを行いましょう。
- 事例アカウントを複数確認する
- 写真・動画の質
- テロップの見やすさ
- 世界観の統一
- 投稿のコンセプト
SNSは 見られた瞬間で勝負が決まる世界 です。
ビジュアルの質が低い代行では、認知も信頼も向上しません。
また、依頼主の業界を理解しているかも重要です。
飲食、美容、建設、小売など、業種によってSNS戦略は大きく異なります。
複数のクリエイティブの質を確認する
まとめ

SNS運用代行は、企業の未来を左右する重要な仕事です。
悪徳業者に依頼すると、
効果が出ない
フォロワーが減る
ブランドイメージが崩れる
自社のアカウントがスパム扱いになる
お金だけ失う
など、深刻なダメージを受けることもあります。
今回紹介したポイントを押さえれば、悪徳業者を避け、あなたの会社の魅力を最大限引き出してくれる“本物のSNSパートナー”と出会える確率が大幅に上がります。
SNS運用をしていない企業は”存在していない企業”といわれるほどSNSの活用が大事な時代になってきました。
SNSをうまく活用し、皆さんの事業がうまくいくことを願っています。

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